30代の平均貯金額教えます!30歳で貯金はどれくらいあれば老後も安心?色々計算してみました!

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「お金がないなあ…」といつもお嘆きの30代の皆様、近頃いかがお過ごしでしょうか?貯金していますか?

子どもの頃に童話の『アリとキリギリス』を読んで「アリみたいに一生懸命努力しよう」と思ったのは遠い昔、30を超えた今ではキリギリス以上に今だけを見て生きている。悲しいものですね。

しかし、やはり貯金というのは大事なものです。生活を切り替えていくのは少し苦労がありますが、一度軌道に乗ればしめたもの。経済的にも安定しますし、なによりメンタルに余裕が出ます。

というわけで、今回は30代からの貯金について考えてみましょう。
まずはふつうの30代がいくら貯めているかご説明します。その後、30代からの貯金術について少しだけご紹介します。

いま行動すれば、5年後10年後20年後の未来が変わりますよ!ぜひ行動しましょう!

30代の貯金額平均値・中央値は○○円

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まずは貯金額の平均値と中央値を知っておきましょう。

「中央値」とは、順位づけしたときにちょうど真ん中の人の値のこと。例えば5人の年収の中央値は3番目の人の年収となります。
平均値って、ずば抜けたデータに引っ張られてしまう傾向があるんです。100人のうち90人が0円でも、残り10人が1000万円なら平均は「100万円」。これ、実態とずれちゃってますよね?

年収や貯金額のように格差の大きいデータの場合は、中央値を見るのが普通です。そこで、今回も平均値と中央値を両方見てみましょう。
なお、今回のデータは「家計の金融行動に関する世論調査」の平成28年度データを元にしています。

参考:
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成28年調査結果
家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成28年調査結果

家族持ちの貯蓄平均額は○○円

まずは家族持ちから見てみましょう。金融資産の平均額は395万円!意外と多くないですか?ちなみに、このうち純粋な貯金額の平均は233万円です。これでも結構多いですね。

ただ、その一方で金融資産中央値は167万円となっています。
平均額とはだいぶ差がありますね。

これが何を意味するかというと、ものすごく格差があるということです。実際データをよく見てみると、金融資産1000万円以上の人が7.7%いる一方で、金融資産非保有(要するに貯金ゼロです)の人が31.0%。

三人に一人は貯金がないわけです。

「独身は気楽」?そんなことはありません!

それでは独身はどうでしょうか。

金融資産平均額は502万円で中央値は24万円となっています。家族持ちよりも差が大きくなっていますね。

この理由が「貯金ゼロ」の多さにありました。なんと47.3%!ひとり暮らしをしている30代のうち、半数近くが貯金なしと回答しています。

その一方で、金融資産1000万円以上の人は家族持ちより多い13.5%。これはいわゆる「独身貴族」のイメージでしょうか。独身の人たちの方が、家族持ちよりも貯金額の格差が広がっています。

貯金するためには「現実」と「方法」を知ろう

データを見る限り、家族持ちの三人に一人、独身の二人に一人はまったく貯金をしていません。

しかし、はっきりお伝えしておきます。

貯金が十分にないままだと、ほぼ確実に老後は貧困に陥ります。

これ、貯金のない方でもうすうす気づいていらっしゃるのではないでしょうか?あえて目を向けないようにしているだけですよね?

現実は厳しいです。今生活態度を改めずに、なるようになってしまってから後悔しても、まさに後の祭り。
財政難の日本で、数十年後に十分な年金や福祉を受けることができる保証は全くありません。

そうならないためには、漠然と不安に感じている現実をまずは直視することです。
現在の貯金額と、将来何が待っているかを次にご説明します。その後、貯金を始める方法を簡単ではありますがいくつかご紹介します。

人生、変えるなら今しかありませんよ。

老後までにいくら必要?衝撃の金額・・・!

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まず、老後を安心して生きるためにはいくつ必要なのでしょうか?

これはなかなか難しい問題です。結局、どのようなライフスタイルを送るかに大きく左右されるからです。当然、パートナーの方と毎年海外旅行に行くようなアクティブな老後を希望するのであればそれなりの額が必要ですし、ひとりでぎりぎりまで切り詰めて生きられるというのであればそんなに必要ありません。

ここではデータの限界もあって、高齢者の平均値だけをお示しします。格差があるのだろうな、というのは念頭に置いてくださいね。

参考:家計調査年報(家計収支編)平成27年(2015年) 家計の概況

60歳以上に必要なのは○○万円!

この「家計調査年報」によると、無職で60歳以上の高齢者世帯における支出の一月あたりの平均値は247815円。そして、無職で60歳以上の単身世帯における支出の一月あたりの平均値は143826円となっています。

仮にこの支出額を20年間続けるとすると、なんと合計支出額は高齢者世帯で59475600円、単身世帯で34518240円。これだけの金額が老後に要求されます。

もちろん、年金や保険などが当てにできるのであればだいぶ違います。働いていたときにきちんと払っている場合、現在のところ年金はひとり当たり月10万円ほど期待できます。

貯金がないと生きる方が辛い!「下流老人」の悲劇

『下流老人』という本をご存じでしょうか。かなり話題になったので、名前くらい聞いたことのある方は多いかもしれません。

こちらの本には、まさにちょっとしたきっかけで「下流老人」に転落し、孤独と貧困にあえぐ高齢者の事例がたくさん出てきます。

一流企業に長年勤めていた方のケースもあります。一応年金制度が機能している現在でさえ、貯金をしていなかったがために「生きる方が辛い」というほど惨めな境遇に陥っている高齢者は数知れません。

だからこそ、これから働き盛りを迎える今のうちにお金を貯めておかなければいけません。ぜひ貯金のコツを身につけて、自分の老後を守ってください。

今を逃すと、後はないのです。

今からでも遅くない!貯金を始める方法

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貯金術や節約術はいくつもありますが、ここでは基本的な心がけだけご紹介することにします。細かいテクニックに走ったところで、メンタルが変わらなければ意味がないからです。

まずは「浪費マインド」から「節約マインド」へ自分を切り替えましょう。

最初に貯金額を天引きしよう

明治時代から戦後にかけて活躍した本多静六さんという大富豪の方がいるのですが、その方が口を酸っぱくして勧めていたのが「四分の一天引貯金法」です。

読んで字のごとく、これは給料が出た直後に四分の一に当たる金額を天引きし、別口座に入金しておくものです。定期預金ですね。

ポイントは、月の最後に余った金額を貯金するのではなく、使う前に貯金額の分を引いてしまう点です。

強制力をもって、とにかく貯金してしまうことです。生活は当然苦しくなりますが、いやでも切り詰めざるを得なくなりますよね。おすすめできる方法です。

現在の収入と支出を知ろう

生活の改善は現状の把握から。というわけで、一カ月分の収入と支出を記録しましょう。

特に、支出を細かく記録してください。
何にいくら費やしたかを記録していくと、我ながら「何でこんなもの(こと)にこんなにお金を使っているんだ」と気づきがあります。

この気づきを大切にしてください。気づきが生まれた瞬間、一歩「貯金マインド」に近づいていますよ!

固定費を削減しよう

節約の基本は、食費や光熱費などの変動費ではなく、家賃や通信費などの固定費を削減することです。

分不相応なマンションに住んでいませんか?場所を変えれば、もっと家賃が安くなりませんか?

あるいは、スマホの申し込み内容に無駄はありませんか?格安スマホや格安SIMに切り替えて、安くできませんか?

こういったことを検討して、固定費の圧縮を狙います。食事をケチってひもじい思いをするより、固定費を減らす方がずっと楽ですよ。

人生はあなた次第!ちょっとした心がけで貯金を増やそう

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30代の貯金額は、人によって大きな差があります。

しかし、はっきり言えるのは「貯金しておかないと老後は厳しい」ということです。
働き盛りである今のうちから、コツコツ「貯金マインド」でお金を貯めていってください。ちょっとした心がけさえあれば、年間100万円以上の貯金は難しくありません。

ぜひ、心を入れ替えて明日から真剣に貯金に取り組んでくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

ロバート 前田

人材派遣を学生時代から始めたのをキッカケに、人生相談を12年で1万人以上の人たちから受けています。 現在、 お金を守る、 お金を殖やす、 お金を稼ぐを テーマにLTV(生涯支出) とどこまで向き合えるのか?! をテーマに日々精進しています。