皆さんはビットコインという言葉を聞いたことはありませんか?
最近TVCMやニュースなどでも目にする機会が増え、徐々に知られるようになった仮想通貨です。
昨今投資家達もその価値に注目し多くの取引が行われています。
世界中にはビットコインのほかにも多くの仮想通貨が存在していて投資を行う上でそれらにもチェックしていかないといけません。
さらにすべてを合わせると仮想通貨は数千ともと言われ、その中には詐欺通貨も多く存在しているのです。
そこで、今回は日本で取引できる主要の仮想通貨を全部で7つ紹介していくので、参考にして頂けたらなと思います。
※この記事は2017年10月3日現在のデータをもとに作成しております。
目次
仮想通貨とは
これを読んでいる方の中には、仮想通貨と聞いてピンと来ないという方も少なくないと思います。
まずは仮想通貨とはどういうものなのかを大まかに知って頂けたら幸いです。
そもそも仮想通貨ってどういうものなの?
仮想通貨はインターネット上で買物の決済や送金を行えるネット上のお金のことで2009年頃から次々と登場しています。
幅広い利用方法が存在するので、多くの方がビットコインをはじめとした仮想通貨を持つようになりました。
また、最大の特徴として、円やドルといった法定通貨と交換できることから、仮想通貨の投資で多くの利益を出している方も一定数存在します。
TVCMやニュースなどで話題になっている仮想通貨の1つにビットコインが挙げられ、名前だけでも聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか?
ビットコインから派生した仮想通貨も次々と誕生しているだけでなく、第一生命などの大手企業も仮想通貨の可能性に注目し、更なる盛り上がりを見せているのです。
仮想通貨はどこで取引できるの?
仮想通貨はインターネット上に存在する仮想通貨取引所で売買が行えます。ここでは、主な所をいくつか紹介していくので、仮想通貨の投資を行っていく際の参考にして頂けたら幸いです。
ビットフライヤー
ビットフライヤーは2014年4月から設立された日本初のビットコイン取引所です。
ビットコインをはじめとした仮想通貨の取引を万全なセキュリティの下で実施することができ、多くの投資家が利用しています。
第一生命やGMOといった大手企業が株主になっていることから、仮想通貨への期待が高いのが分かります。
コインチェック
コインチェックはビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所でビットコインの売買を行っていく上で知っておきたい所の1つになります。
Coincheckでんきと呼ばれる電気代をビットコインで支払うサービスを用意しているのが大きな特徴として挙げられます。
ビットバンク
ビットバンクは2014年5月に設立された仮想通貨取引所です。
スマホでの仮想通貨の取引ができるようにしており、リアルタイムで市場の動向を追えるというのは大きな特徴と言えるでしょう。
最短で30分で取引が行えるので、こちらも利用しておいて損はありません。
btcbox
Btcboxは24時間365日に渡ってビットコインの取引における手数料の無料を掲げている仮想通貨取引所です。システムやセキュリティに力を入れており、安心して取引が行えます。また、ビットコインに関するニュースを公式ホームページで閲覧できるので、情報収集目的で利用してみるのも良いかもしれません。
QUOINEX
QUOINEXは世界最大級の仮想通貨取引所と言われており、ビットコインやイーサリアムの取引が行えます。無料の体験版が用意されていて、どういった流れで仮想通貨の売買を行っていくかを学習できるので、一度チェックしておくと良いでしょう。もし、自分に合うなと感じたら、QUOINEXで取引を行ってみてはいかがでしょうか?
仮想通貨の時価総額ランキングベスト10
今回の本題でもある日本で取引できる仮想通貨の時価総額ランキングをベスト10の形式で発表させて頂きます。
仮想通貨の取引を行っていく上でこれらのものを主に扱っていくことになると思うので、特徴等をしっかりと押さえていきましょう。
1位:ビットコイン(Bitcoin)
第1位は仮想通貨の定番とも言えるビットコインです。
仮想通貨名
ビットコイン
通貨単位
BTC
発行上限
ビットコインの発行上限は2100万BTCです。2140年頃にマイニング(採掘)が終わると言われています。
国内取引所
ビットフライヤー、コインチェック、ビットバンク、btcbox、QUOINEXのいずれの取引所でも売買することが可能で利用しやすい所を利用して頂けたらなと思います。
時価総額ランキング
ビットコインの時価総額ランキングは堂々の第1位でイーサリアムの倍以上の市場価格です。その額は7兆円を超えていると言われています。
どういう仮想通貨なのか
ビットコインは2009年に運用され出した仮想通貨で投資だけでなく、買い物や電気代の支払いと多岐に渡る使い道が存在しています。その他にも、海外へ送金するのを安い手数料で済ませられるという点でも多くの方から注目されているのです。
昨今はみずほファイナンシャルグループや楽天といった日本の企業だけでなく、Google等の海外の企業も出資しています。そういった面を踏まえると、ビットコインは投資を行う上で目が離せない存在と言えるのではないでしょうか?1BTC当たり約442,946円という点からもその価値の高さが分かります。
ちなみに、ビットコインをヒントにできたビットコインキャッシュと呼ばれる仮想通貨が登場しているのです。
ビットコインでの投資を行っていくと、ビットコインキャッシュをはじめとした様々な仮想通貨に行き着くことになります。
ビットコインの取引を行っている仮想通貨取引所は前述に触れた所以外にも多く存在しています。その中で自分の扱いやすい所を選び、利益を出していきましょう。
2位:イーサリアム(Ethereum)
第2位はイーサリアムと呼ばれる仮想通貨です。こちらも仮想通貨の投資を行う上で目にしていくことになるでしょう。
仮想通貨名
イーサリアム
通貨単位
ETC
発行上限
イーサリアムの発行上限は無く、8930万ETCが発行されています。この辺はビットコインと違うなと感じる方も多いのではないでしょうか?
国内取引所
ビットフライヤー、コインチェック、ビットバンク、QUOINEXといった取引所で売買できます。
時価総額ランキング
ビットコインに次ぐ第2位でこの地位をキープし続けています。時価総額は約3兆円とも言われており、今後の動向をチェックしておくと良いでしょう。
どういう仮想通貨なのか
イーサリアムは2015年に取引が開始された仮想通貨です。
その規模はビットコインに次ぐ程でホリエモンこと堀江貴文が投資したことでも有名になっています。
契約の実行・保存を行うことができ、ビットコインには無い使い道があるので、チェックしておいて損はありません。
2017年7月の中頃に大きく価格を落とすものの、8月に入ると大きく高騰していました。
ピーク時には時価総額が4兆円を突破する程でポテンシャルの高さを見せています。
現在は落ち着いていますが、今後も価格の高騰が十分予想されるでしょう。
ビットコイン以外の仮想通貨の投資を行っていきたいなと感じている方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
この数週間の動向を追っていると大きく伸びる時が何度も見られます。
ちなみに、1ETC当たり約32,584円します。
3位:ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
第3位はビットコインキャッシュと呼ばれる仮想通貨です。
ここ最近、登場した仮想通貨で注目している方も多いのではないでしょうか?
仮想通貨名
ビットコインキャッシュ
通貨単位
BCH
発行上限
ビットコインキャッシュの発行上限は2100万BCHとなっています。
国内取引所
コインチェック、btcbox、ビットバンク、ビットポイントが主に取り扱っているので、ビットコインやイーサリアムの取引を行っていく中でビットコインキャッシュを目にすることになるでしょう。
時価総額ランキング
時価総額は全仮想通貨中第3位です。約8,352億円とイーサリアムより大きく下回っていますが、登場したばかりなので今後の動向次第といった所でしょう。
どういう仮想通貨なのか
ビットコインキャッシュは2017年8月に取引が開始された仮想通貨です。
ビットコインから派生した仮想通貨なので多くの投資家から注目されています。
これを読んでいる方の中には、「あれビットコインと名前が似ている」と感じた方もいるのではないでしょうか?
名前は似ていますが、全くの別物です。
取引が始まったばかりなので今後の動向が気になる仮想通貨の1つと言えるでしょう。
大きな特徴として、送金が早く、取引がスムーズに済むというのが挙げられます。
これによりビットコインでの取引で時間がかかるといったストレスを解消できます。
現在価格の変動が激しい面が見られており、売買のタイミングをしっかりと見極めないといけません。
4位:リップル(Ripple)
第4位はリップルです。仮想通貨の中でよく知られているものの1つで知っている方も多いと思います。
仮想通貨名
リップル
通貨単位
XRP
発行上限
リップルの発行上限は1000億XRPとなっており、ビットコインに比べて大幅な発行枚数です。
国内取引所
リップルはビットバンク、コインチェックで取引ができるので、興味のある方はチェックしておくと良いかもしれません。
時価総額ランキング
リップルの時価総額は約7,861億円です。全仮想通貨中、第4位の位置にあります。
どういう仮想通貨なのか
リップルはリップル社が開発した仮想通貨です。
2017年5月に大幅な高騰を見せ、多くの投資家を驚かせました。日本円やビットコインと交換できるので、ビットコインの投資を行っていく上で注目しておかないといけない仮想通貨と言えるでしょう。
1XRP当たり約21円と手を出しやすいです。ですが、発行枚数もビットコインやイーサリアムといったTOP3と比べて多いため、価格が上がりにくい一面があります。
また、2017年7月に大幅な暴落を見せています。このことから、メリットとデメリットが分かりやすい仮想通貨というのが何となく理解できたのではないでしょうか?
リップルは時価総額ランキング第3位を記録した実績を持っているので、今後の伸びに期待といった感じです。
5位:ライトコイン(Litecoin)
第5位はライトコインと呼ばれる仮想通貨です。ビットコインから派生したものの1つで投資を行っていく上で動向を追っておいて損はありません。
仮想通貨名
ライトコイン
通貨単位
LTC
発行上限
ライトコインの発行上限は8400万LTCとなっています。
国内取引所
ライトコインはビットバンク、ビットフライヤー、コインチェックで取引を行っているので、気になっている方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
時価総額ランキング
時価総額は約3,110億円と全仮想通貨中、第5位と上位に入る程です。
どういう仮想通貨なのか
ライトコインは2011年10月に取引が開始された仮想通貨です。
ビットコインを金とするならライトコインは銀を目指すという目的の下で開発され今日に至っています。
ビットコインの倍以上の発行枚数なので、取引のしやすさという面でビットコインに勝る部分があるのは注目しておきたい所です。
1LTCにつき、5,000円台とビットコインやビットコインキャッシュ等に比べて安いです。
2017年3月頃に一気に高騰し、5,000円台をキープしています。今後も高騰する可能性もゼロとは言い切れないので、今のうちに購入しておくのもありかもしれません。ただ、一部の取引所ではライトコインの取引を行わなくなったという情報もあるため、その辺りに注意しておく必要があるでしょう。
6位:ダッシュ(Dash)
第6位はダッシュです。こちらも一時高騰を見せていて、今後の動向が気になる仮想通貨の1つとなっています。
仮想通貨名
ダッシュ
通貨単位
DASH
発行上限
ダッシュの発行上限は2200万枚です。ビットコインとほぼ同じくらいといった感じになっています。
国内取引所
ダッシュはコインチェックで取引することができます。
時価総額ランキング
ダッシュの時価総額ランキングは第6位で約2889億円となっています。
どういう仮想通貨なのか
ダッシュは2014年1月にダークコインという名前で取引が開始されましたが、2015年に現在の名前に改名された経緯があります。匿名性の高さをウリにしており、送金の追跡ができなくなっています。
大きな特徴として、決済を早く行うことができるというのが挙げられます。
ビットコインだと10分かかるのに対し、ダッシュだと1秒で済む程です。こういった部分もダッシュの人気を支えていると言えるのではないでしょうか?
1DASH当たり約38,107円とビットコインに比べて手を出しやすいのが分かると思います。
7位:ネム(NEM)
第7位はネムという仮想通貨です。投資家の間で徐々に注目を集めているものの1つとなっています。
仮想通貨名
ネム
通貨単位
XEM
発行上限
ネムの発行上限は90億XEMとされています。ビットコインやビットコインキャッシュ、ライトコインといった主要な仮想通貨に比べ、発行枚数が多いというのが分かるのではないでしょうか?
国内取引所
ネムはコインチェックやZaifで取引することができます。
時価総額ランキング
時価総額ランキングは7位と上位に食い込んでいます。ちなみに、ネムの時価総額は約1,620億円です。
どういう仮想通貨なのか
ネムは2014年にリリースされた仮想通貨です。
一時期は時価総額が第5位を記録する程の勢いを見せているので、知っている方もいるのではないでしょうか?
2017年4月に大手の取引所でもあるコインチェックで取引が開始され、今後の仮想通貨の投資を行う上で注目しておきたい仮想通貨と言えます。
ネムは1XEM当たり約25円とリップルと同じくらいの価格なので、手を出しやすいと感じた方も多いと思います。海外でも注目され始めているので、購入しておくのもありです。
仮想通貨の日々の動向をチェックして利益を出していこう
仮想通貨は日々価格が変動していきます。
なので、売買のタイミングをしっかりと見極めていかなければなりません。
ビットコインをはじめとした仮想通貨が世間からの注目も上がってきているので、これを機に投資を始めてみてはいかがでしょうか?